Information お知らせ

お知らせ

【重要】新型コロナウイルスに対する対応について(2020年4月5日更新)

現在、大阪府では新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けて外出自粛要請が出ています。
これを受けて当院では、飼い主様の安全を第一に考え、新型コロナウイルスの感染拡大が終息するまで以下の対応をとることといたします。
患者様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

①お薬の送付
慢性疾患でお薬を継続して使用されている方で容態が安定している患者様には、再診延期と次回来院までのお薬の送付をいたします。この対応をご希望の方は病院までお電話下さい。費用は原則銀行でのお振込をお願いいたします。また、送料および振込手数料は飼い主様のご負担となりますので、ご了承下さい。

②健康診断および爪切りの新規予約受付の停止
感染症を隠し持っている可能性が高い、爪の伸びすぎでケガをしそうなどの特別な事情がない限り、現在ご予約をいただいている健康診断や爪切り以外のご予約をお断りさせていただきます。
※ 生後6ヶ月以内くらいの若い子は感染症を隠し持っていることが多く、早期発見・早期治療が重要なため、通常通り健康診断、バードドックのご予約をお受けいたします。

③密集対策
待合室が混み合っている場合は、なるべく外でお待ちいただきますようお願いいたします。外でお待ちいただける場合は受付の際にお声掛けください。診察が近づきましたらお電話でお知らせいたします。ご希望であれば診察の順番が来るまで鳥さんだけ院内でお預かりしますので、受付にお声掛けください。
来院は、できるだけ少人数でお願いいたします。

④密閉対策
診察の合間に、ドアや窓の開放をいたします。鳥さんが寒がらないよう、保温対策をお願いいたします。また、鳥さんが逃走してしまわないよう、待合室内ではケージのフタを開けないでください。

⑤密接対策
事前問診で診察時の会話時間を短縮いたします。問診票はできるだけ詳細にご記載ください。
待合室ではなるべく距離をあけてお待ちいただき、飼い主様同士の会話はお控えください。

⑥その他の対策
・適宜院内の消毒をいたします。
・飼い主様に発熱や咳などの症状がある場合は、代理の方に鳥さんを連れてきていただくようお願いいたします。
・待合室に置いてあった雑誌などの備品は感染源となってしまう可能性があるため、撤去させていただきました。

新型コロナウイルス感染症について、4月1日の国の専門家会議では、大阪府は「感染拡大警戒地域」であり、本地域においては、「密集・密閉・密接の三つの条件が同時に重なる場」を避けるための取組みをより強く徹底する必要があることや、医療提供体制が切迫していることが指摘されました。皆様には多大なご迷惑をお掛けいたしますが、感染防御のためご協力いただきますよう重ねてお願いいたします。

お知らせ

最近のお知らせ

来院時の注意

毎日の健康チェック

鳥は病気を隠すことの多い動物です。日ごろから良く観察し、体調の変化を見逃さないようにしましょう。もし異常を見つけたときはすぐに動物病院に相談しましょう。
このページでは一般的な健康チェックのポイントを挙げましたので、参考にしてみてください。

体重の測定

鳥の健康管理の基本です。鳥は弱っていても食べているフリをすることがあるため、毎朝しっかり体重を測定して、変化がないことを確認しましょう。また、体重測定は発情時の体重増加や体腔内の腫瘤形成、腹水などの異常な体重増加の発見にもつながります。

食事量の測定

食事量を測定することで食欲の確認ができます。普段の食事量は把握しておくと良いでしょう。特に、ペレットへのきり替え、一人餌の練習、フォージングなどのトレーニング、ダイエット、体調不良などの時には毎日食事量を測定しましょう。

飲水量の測定

鳥は糞便と尿を一緒に排泄します。ですので、水を飲む量が増えると排泄物は水っぽくなります。普段と比べて便が緩いまたは尿量が多い場合は、飲水量を測定し、動物病院に相談しましょう。

温度と湿度の測定

愛鳥がどのくらいの温度・湿度であれば快適なのかを把握するようにしましょう。
鳥は寒いと羽を膨らませます(膨羽)。暑いと体を細くして翼を広げたり、垂れ下げたり、口で息をしたりします。体調不良時は低体温になりやすいので、いつもと同じ温度で膨羽している場合はすぐに動物病院に相談しましょう。

排泄物の状態

鳥の排泄物は健康状態を評価する上で非常に多くの情報を含んでいます。毎日必ずチェックしましょう。
鳥は糞便と尿を一緒に排泄します。また、鳥の尿は固形の尿酸と液状の水分尿からなります。愛鳥の正常な排泄物を把握しておきましょう。

詳しく見る

身体検査

鳥は羽毛に包まれているため、見た目だけでは体の変化に気づけないことも多いです。可能であれば愛鳥を触って異常がないか確認しましょう。腹部が大きく膨らんでいる、体表にできものがある、胸筋が減りやせているなどの変化を発見したらすぐに動物病院に相談しましょう。

様子の観察

寝てばかりいる、羽を膨らませている、足を挙げている、顔の羽毛が汚れている、羽毛の色や質が以前と違う、など異常な様子がないか毎日確認しましょう。
※詳しくは「こんな時は」参照。